西村大臣:1点目。えー、私がチーム長を務めます新型コロナウイルス感染症のテックチームにおいて、えー、先月策定、公表した、仕様書に基づいて、厚生労働省において開発が進められてきたアプリについてであります。ご案内の通り、このアプリはですね、え、一定時間以上他人と近距離にいたことが、スマホに記録されると。その新しい基本機能をいかして、それらの接触した人同士の中でですね、人の中で感染者が出た場合、え、アプリを導入していると、その近くにいたということが、通知が、受けれると、通知を受けられると、いうものであります。え、このアプリはですね、え、個人情報保護を、えー、最も重視しておりますので、え、電話番号とか位置情報は取得をいたしません。え、データはそれぞれのユーザーの端末で管理をされます。え、接触の可能性のある方に通知をする場合も、誰が感染者かということは伝わらない、仕組みになっています。
他方海外ではですね、例えばシンガポールでは、電話番号を取得して中央のサーバで管理をする方式だったり、あるいはインドやイスラエルでは、当局が位置情報ですね取得する方式のアプリを導入されています。えー、これからの国々では、導入率は2割程度にとどまっています。え、我が国のアプリはですね、これらとは異なって、えー、個人情報、プライバシーを保護する、されるというものであります。え、プライバシーに、十分な配慮が行われてですね、感染者が誰であるか分からないわけでありますけれども、え、感染者のとの接触の可能性が通知をされるわけであります。え、通知を受け取った方が、え、スムーズに検査を受けられるようにですね、体制を整備しているところでありますし、えー、通知を受け取ればですね、え、感染の可能性、いち早く知ることができるわけであります。そういうメリットがあると、いうことであります。
また、えー、これまで人海戦術で、保健所を中心にクラスター班がですね、濃厚接触者を、一人一人聞き取りをしながら追っかけていくわけでありますけれども、そうした、え、クラスター対策にもですね、これはいかされていくと、いうことでありますから、できるだけ多くの人に、導入をしていただければと、いうふうに思います。繰り返しになりますけれども、個人情報に配慮しながら、いち早く接触した可能性が通知されると、感染したかもしれないという、通知を受けれると、いうメリットがありますので、えー、大切な命を守る、そのためにも大事なツールになると思います。えー、是非インストールをしていただければと思います。あの、コロナの、私たちのホームページのトップに入れてありますので、入れることになりますので、ここから、え、アクセスすることができるようにしたいと、いうふうに考えています。
それから2点目です。えー、新型コロナウイルス感染症についてですね、ま、様々な方々からご提案をいただいています。すでに、5月20日にですね、えー内閣の今のコロナ特設サイトにですね、これに意見募集を設置を致しておりますけども、様々なご意見いただいています。数百件、のご意見もいただいているところであります。えー、日々それを参考にしながら、え、色んなご意見をもたくさん頂いておりますので、参考にしているところでありますけれども、今般それに加えてですね、え、企業とか研究者の方々に、ま、様々な、いわば解決策、提案、技術の提案とか、ソリューションをご提案をされる方もたくさんおられます。その窓口も設置を致しました。えー、トップページから、トップページの一番下からですね、え、ご提案窓口として、企業、研究者の方へというコーナーを設けましたので、えー、ぜひ、様々な民間の方々、企業、研究者の方々のお知恵、経験、色んなご提案をいただければと、いうふうに思っております。もうすでに、あの、個別いろんな、提案、あの、我々のところにも、各省にも来てますけれども、このホームページからも提案ができますので、ま、是非ご提案いただければと思います。あの、各省でそれぞれの提案について検討するチームを作っておりますので、え、良いご提案については、是非、採用してきたいと、いうふうに思いますので、宜しくお願い致します。
えー、3点目であります。えー、イベントの開催制限についてはですね、えー、もうすでに段階的な緩和、えー、段階的、えー、活動レベルの引き上げについて、お示しをしてるところでありますけれども、8月以降はですね、屋内のイベントについて、人数の上限なしに、収容する会場、収容人数の50%以下という、目安をお示してをしているところがあります。え、そうした中で、あの、業界からもですね、なかなかそれでは採算が取りにくいといった声も出ておりますし、また、えー、新しいエビデンスに基づいてですね、このガイドラインというのは見直していく、進化をさせていくと、いうこと申し上げてきております。えー、今回ですね、えー、イベントの企画、あるいは施設管理等の関係団体が中心となってですね、感染症分野の専門家の皆さんの助言もいただきながら、この8月以降の屋内イベントの開催の在り方に関する検討会、ま、いわばガイドラインを深化させていくための、検討会を、開催することといたしました。えー、なりました。
え、その検討会にはですね、えー、専門家の皆さんに加えて、えー、私たち内閣官房、あるいは関係省庁もオブザーバーとして参加をしてですね、えー、今後、議論していただいて、そこで得られた知見をですね、えー、またあの、イベント開催制限の今後のあり方の検討にも活かしていきたいと、いうふうに考えています。えー、例えば施設面での、その適切な換気の実施、あるいは運営面について、来場者の3密を防ぐ誘導、あるいは演者の声量に応じた、対人距離の確保、来場者についてマスクとかフェイスガードとかの活用、着用ですね。あるいは大声の抑制。こういったことについて、えー、リスク低減の度合いとかですね、えー、これらの措置を講ずることと収容率の制限との関係など、議論いただく予定にしております。
えー、同時にですね、えー、より充実した検討が行われるよう、スーパーコンピュータを使ったですね、スパコンを使った、えー、飛沫経路のシュミレーションも活用する予定にしております。えー、今回、屋内イベントに着手いたしますけれども、この知見は、今後、また屋外のイベントに関する検討にも活用されればと、いうふうに考えています。ま、いずれにしても、あの、様々な業界で、ガイドラインを作っていただいておりますけれども、どんどん、このウイルスをめぐっては、新しい研究、新しい知見も出てきますし、また、人工知能、スーパーコンピュータを使って、えー、研究も進めていきますので、そうした新しい知見に基づいて、進化をさせていただきたいと、いうふうに思っております。いずれにしても、感染防止策をしっかり講じて頂くといううことと、経済活動との両立をですね、しっかりはかっていきたいと、いうふうに考えています。えー、私から以上です。
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