6月8日 18時30分頃 小池都知事 ライブ配信 文字起こし

小池都知事:こちらは新宿、東京都庁。都知事の小池です。月曜日と木曜日の週2回、18時30分から、東京都新型コロナウイルス感染症最新情報モニタリングレポート、ライブ配信でお届けしております。現在も東京アラート発動中であります。都民の皆様に警戒を呼びかけております。さて、感染者の状況についてでありますが、新たな陽性者数、今日は13人。うち、濃厚接触者が7人、海外渡航歴は0。調査中が6人になります。亡くなられた方、いらっしゃいませんでした。そして続きまして、今日の状況、入院者数が281、宿泊療養ちょっと増えていますねむしろね、50人で、自宅療養が13人でこちらは減っています。退院の累計が4,716。亡くなられた方々311人にのぼりました。これまでの陽性者数全てで5,396人ということで、毎日数字をお伝えしているわけですが、7つの指標で、モニタリング指標でそれぞれ見ていきたいと思います。

まず一つ目がですね、新規の陽性者数21.0となっておりまして、これで2日間連続、緩和基準はわずかに超えているという状況。それから濃厚接触者数が7人ですから、7人でそのうち2人がいわゆる夜の街関連でありました。また最近のですね、特徴をみますと、6月2日から6月8日までの間に陽性となられた方、147人いらっしゃるんですが、そのうち37%、人数にしますと54人、いわゆる夜の街関連で、引き続き、ホストの方、ホストクラブの従業員の方々、22名の感染が多くなっております。2つ目が、接触歴など、リンクが分かってるかどうかっていうことで、46.3%。直近1週間は50%を下回る数値となっています。またあの、接触者などの不明な方のうち、夜の街関連が一定数確認されておりますので、引き続き状況を注視してまいります。それから陽性者の増加比でありますが、1.63、これはまだ引き続き1を超えての推移です。

この指標は先週に比べて、陽性患者が増加する傾向が継続していることが警戒要因となるわけで、一定期間の推移を確認する必要がございます。それから4つ目が重症患者数24名。確実に減ってはいるんですけれども、意外と減るスピード、遅いんですね。医療提供体制十分に確保されていることを、付け加えておきます。5つ目の指標が入院患者数、これは300人切りました、281人という減少傾向。ある時期はどーん、どーん、どーんと減ったんですけれども、陽性者の方々が、その、低くなってきたということの表れでもあるかと思います、281人。医療提供体制十分に確保されています。6番目の指標が、PCR検査の陽性率で、1.7と、低い水準での横ばい。検査実施体制も十分に確保されております。7つ目が受診相談の窓口、での相談件数、1191件。ちょっと増加していますか、ねー、という感じですね。それから7つの指標を総合的に判断しまして、引き続き東京アラートで、都民、事業者の皆様に、感染拡大への警戒を改めて、呼びかけております。そしてまた、今後も感染状況を見極めて参ります。

若い世代の新規患者の感染者が、増加傾向にございますことから、接触歴など不明者のうちの夜の街関連、一定数確認されている、何度か申し上げているところです。ぜひ注意してください。え、都は夜の繁華街におきまして、都民の皆さんに対する街頭での注意喚起など、地元の自治体の皆さんと連係して実施をしております。で、先週の5日の金曜日ですけれども、新宿区の歌舞伎町で実施を致しました。今国、この東京アラート発動期間中の、木曜日と金曜日には、他の繁華街においても、呼びかけなどを行っていく予定であります。で、都民の皆様には、引き続き夜の繁華街などで、3つの密の危険がある場所、充分ご注意頂きますよう、お願いいたします。

それから、通勤通学などで、鉄道をご利用の皆様へのお知らせ。先週辺りから一部の鉄道で、ちょっと混雑してきたなあという声も聞かれます。鉄道の混雑状況については、鉄道が、各社それぞれ工夫していまして、直近の状況を情報提供してくれるんですね。例えばご覧の通り、JR東日本ですが、首都圏の主な路線の状況、毎週更新をして、ホームページで公表。そして通勤通学にあたっては、ご利用鉄道会社が公表している混雑状況、ぜひ日々のを参考にしていただきたいと思います。最近色々ありますよね、リアルタイムで分かるって言うような、あの、そういうアプリもあるということで、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

さて改めまして、現在もアラート、東京アラート発動中であります。感染拡大防止と、そして社会経済の両立。これを図るためにも、都民の皆様のご理解、ご協力、不可欠であります。手洗いの徹底、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、3つの密を避けた行動、ぜひとも新しい日常を徹底して、実践して下さいますよう、よろしくお願いします。それから事業者の皆様方、ガイドライン、それぞれの業界ごとのガイドラインがあります。これを踏まえて、適切な感染の拡大防止対策、アクリル板を置いたり、消毒剤を置いたりと、様々業態によりますけれども、こういった防止策をですね、徹底してお願いを致したい。

それから、テレワークの活用。えー、混雑を避けた時差出勤。働き方を変えるということにもなりますのでね、せっかくこの間、ステイホームの時期に体得された、体感されたテレワーク、続けていくように、色々労働法制、それから会社の経営方針、それぞれかかってきますけども、テレワーク是非、これからも定着、拡大して参りましょう。皆さんのご協力、事業者の皆さんのご協力、よろしくお願いします。お一人お一人の行動が、社会全体に影響をもたらします。こうした危機意識を持って頂いて、ご自身、大切なご家族のこと考えて、適切な行動をとっていただきますよう、お願いいたします。ご視聴、誠にありがとうございました。

以上 文字起こし㈱InStyle
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