記者:第2次補正予算案の予備費10兆円の必要性、見込まれる効果を、改めて教えて下さい。
西村大臣:え、今後、どういった事態が、起こってくるかですね、えー、予見ができない中で、えー、我々としては大きな流行にならないように、小さな流行で抑えていきたいと、いうふうにも考えていますし、えー、また経済の状況もですね、えー、国際情勢、国際的な感染状況がですね、どんな風になっていくのか、え、経済活動の再開が進められている国もありますし、他方、まだ感染拡大が進んでいる国もあります。そうした中で、ま、どんな事態になってもですね、臨機応変に対応できると、いうことで予備費、を、今回積み増ししているところであります。
えー、知事会からもですね、え、予備費の積み増しは求められていた、提言をされていたところでもあります。どんな事態になっても、しっかりと応えていくと、備えていくと、いう意味で、いざという時に、臨機応変に、対応していきたいと、いうふうに考えているところであります。え、毎回、補正予算を組んで、そしていくことについてはですね、やはり時間が、どうしてもかかるというご批判も頂いておりますので、適切に、予備費を活用していきたいと、いうふうに考えております。
記者:北九州市の感染者数が1桁台で推移していますけれども、感染拡大のピークは越えたという認識をお持ちでしょうか。また、コロナ対策における都道府県知事が果たす役割とか、国との連携面での課題等、大臣のお考えをお聞かせください。
西村大臣:はい、えーと、まず1点目。北九州の、え、今日の時点の数字はまだ、あの、聞いておりません。報告を受けていませんけれども、ご指摘のように5名、6名ということですかね、と聞いております。5月23日以降で、124名の方が感染しているという状況ですので、えー、あのまだ、あの、予断を許さない状況だと思いますが、他方、無症状の方が65名、おられます。これ、あの、濃厚接触者、およそ全ての濃厚接触者にPCR検査を、やっておられる結果だというふうにも思います。え、プロ野球の2人の選手が感染を、しました。え、無症状であったというふうに聞いておりますが、えー、ま、繰り返しになりますけれども、8割の方が、えー、無症状で、えー、誰にもうつさずにそのままウイルスが消えていくという、そういう性質でもあります。ただ一部の方が、えー、何人かの人にうつす、そういう性格のものであります。
えー、ですので、そういった状況もよく見ながらですね、えー、感染防止策を、徹底をしていただくと。えー、自分はうつさない、かかってもうつさないから大丈夫かどうか分かりませんから。何人にもうつすかもしれませんし、えー、そして、えー、自分の知り合いも、大丈夫かもしれませんけれども、何人にもうつすかもしれませんので、これはもう分かりませんから。とにかく、感染防止策を徹底していただくこと、ということ、最後は、これが様々な経路を通じて、院内感染や老人施設に伝わってきます。北九州でも、3つの病院ですかね、今は。3つの病院と、そして、老人施設ということで、聞いておりますので、えー、最後やはりリスクの高い、高齢者や疾患を持った方にたどり着いていきますので、とにかく、感染を広げないこと、感染しないこと。ひょっとしたら自分はしてるかもしれませんけども、うつさないこと。これが何より大事ですから、是非、国民の皆さんには、是非ご理解も頂いてですね、感染防止策を徹底していただくと、いうことは、北九州の方に限らずですね、経済活動を再開して、そのレベルを引き上げていきますけれども、その中でも、必ず、感染防止策を取っていただくこと、このことをお願いをしたいと、いう風に思います。
えー、それから国と地方の関係、含めてですけれども、この間、えー、知事会の皆さんはじめ、個別にも多くの知事と、連日と言っていいと思いますけれども、電話でやり取りしたり、テレビ会議などでも、やり取りをさせて頂いて、えー、それぞれの知事がですね、それぞれの、ご自身の都道府県内の、まさに、感染状況を見ながら、そして、県民の皆さんの生命、健康を守っていくという、本当に強い意識のもと、リーダーシップを発揮されてきたというふうに思います。それぞれの県で、それぞれに、説明責任を果たしながらですね、やってこられてきてるものと思いますし、私の立場で申し上げれば、この間、そうしたやり取りを通じて、とにかく私は知事が、適切に判断して、適切な措置をとっていただけるように、えー、サポートしていくこと。そして必要な調整を行っていくこと、これを心がけてきましたので、えー、知事の皆さんのリーダーシップもあってですね、え、多くの国民の皆さんのこうした努力、ご協力によって、えー、ここまで新規感染者の数が減ってきている、大きな流行をですね、終息させてきたものと、いう風に思いますので、知事の皆さんには、改めて感謝申し上げたいというふうに思います。
ただ、北九州のような事例は、もう全国どこでも起こりうることですので、えー、起こっても、それをしっかりとPCR、あるいは抗原検査、こういったもので検知をしながら、それを大きな流行にしないということが大事であります。えー、クラスター対策をしっかり行い、また、国もそのクラスター対策をサポートしていきますし。もう絶対に大きな流行は起こさないと、そういう決意で、また、引き続き、知事の皆さんとも連携をしていきたいと、いうふうに考えています。え、特に、あの、えー、この、夜の街と言われるところで、え、東京都で約3割の方が出てきている。感染をしているということでありますので、その対策がやはり、急務であるというふうに思っております。今、専門家の皆さんと、そして業界の皆さんが入ってですね、え、この感染防止策検討を進めてくれております。えー、ガイドラインをできるだけ早期に、定めていただいてですね、そして、えー、それを、実行して頂きながら、ま、その実行については、持続化補助金で支援をしながらですね、最大200万円まで支援をしながら、え、アクリル板を入れるとか 、フェイスガードを入れるとか、消毒液を入れるとか、あるいは換気を良くするとか、様々な議論がいま行われていると、いうふうに聞いております。え、そういったことをですね、是非、実践をして頂きながら、感染、防止策を、しっかりと、講じていていただいた上で、え、事業継続していただけるように、えー、我々としても、サポートしていきたいと、いうふうに考えています。また、えー、知事とも、連日、小池知事とも、連日話しております。週末にでもですね、小池知事と、この対応についてですね、是非、相談をしたいと、いうふうに考えているところです。
記者:東京都の今日の感染者数は28人ということなんですけれども、それに関する受け止めと、どういうところに原因があるとお考えか、お願いします。
西村大臣:東京都、あの、28人ということで聞いておりますが、ちょっとまだリンク不明の割合とか、えー、クラスター、最近増えております武蔵野中央病院の件なのか、新たなクラスターなのか。え、あるいは、その、いわゆる夜の街の関係なのかですね、えー、少しまだ、あの、詳細聞いておりませんので、あの、コメントは控えたいと思いますけれども、あの、全体として増加傾向には、まだありますので、えー、危機感を持って、見ています。この点、小池知事とも共有をしているところでありますので、今週末にも、小池知事と話しを、お話をしたいと、いうふうに考えています。
ちなみにですね、えー、長官、菅長官も会見で言われましたけれども、ちょっと夜の街という言い方、そして接待を伴う、飲食店というのがですね、少し分かりにくい、あるいはちょっと誤解もよんでおりまして、いわゆる、あの、企業が営業で取引先と食事をする接待、よく一般的に言われる接待ですね。それとは違いますので、それは含まれておりませんので、えー、ここで言う接待を伴う飲食店というのはですね、あの、風営法による接待と同様なんですけれども、えー、歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと、というふうに、風営法上、解釈をされておりまして、えー、そうしたことを想定をしております。え、すでにあの、私共内閣官房から、自治体向けの通達の中でもですね、キャバレー、ナイトクラブ等の接待を伴う飲食業として、なるべくイメージがわかりやすいように、例示をしているところであります。えー、様々ご指摘も頂きましたので、今申し上げたような内容についてですね、えー、本日改めて、都道府県に、通知を出したいと、こういう意味ですと、いうのを通知を出したいと、いうふうに考えています。
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