安倍首相:残る5つの特定警戒都道府県についても、改めて、評価を頂き、諮問委員会からのご了承のもと、本日、関東の1都3県、北海道について、緊急事態措置を解除することとしました。これによって、全都道府県において、緊急事態措置を、実施する必要が、なくなったと認められたことから、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、緊急事態の解除を、宣言いたします。これからも、外出自粛や、3密回避をはじめ、多大なご努力、ご苦労いただいた、すべての国民の皆様に、心から、感謝申し上げます。
そして感染リスクと、背中合わせの、過酷な、環境のもと、強い使命感をもって、全力を尽くしてくださった、医療従事者の皆様に改めて、敬意を表したいと、思います。それから、コロナの時代の新たな日常を、作り上げてまいります。緊急事態の解除後においても、感染拡大のリスクを、ゼロにすることはできません。そのため、一定の移行期間を設け、感染リスクを、コントロールしながら、段階的に、社会経済の、活動レベルを、引き上げていくこととします。具体的には概ね、3週間ごとに、地域の感染状況や、感染拡大リスク等について、評価を加えながら、外出の自粛、イベント等の開催制限、施設の使用制限の要請等について、段階的に、緩和して、まいります。
段階的緩和に際しては、新しい生活様式の、定着や、感染拡大防止に向けた、業種別ガイドライン等の、実践が、前提と、なります。社会経済活動を継続して、引き上げることが、できるよう、国民の皆様には引き続き、3密の回避や、人と人との距離を確保、マスクの着用をはじめとした、基本的な、感染対策の徹底をお願いしたいと、思います。政府としては、次なる流行にも、十分対応することができるよう、医療提供体制の拡充に向けて、万全の備えを固めると共に、検査体制の強化等にも、取り組んで、いきます。そしてもし再び、感染拡大が認められた場合には、的確な、経済、雇用対策を講じつつ、速やかに、強い、感染防止策等を、講じてまいります。
さらに、これから本格的な、≪不明瞭≫時期を迎えますが、避難所における、感染拡大の防止にも、十分、留意する必要があります。地方自治体におかれては、ホテルや旅館等の活用も含め、可能な限り多くの避難所の開設、マスク等の備蓄など、その必要な対策を講じてください。政府としても、災害発生時には、感染防止対策を含め、必要な物資を、これまで以上に迅速に、支援できるよう、準備に、万全を尽くして、まいります。緊急事態が、全面解除され、私達は次なるステージに向けて、一歩、皆さんと向かいます。政府においては、コロナの時代の、新たな日常を作り上げる、チャレンジに、国民の皆様と、一体となって、取り組んで、まいります。各位にあっては、引き続き、対応に、全力を尽くしてください。
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