記者:先ほどの会議で補正予算案についてありましたが、改めまして、この補正予算で知事がこういうところに力を入れてきたい、都民のためにこういったことを行っていきたいというところをお願いします。
小池都知事:はい、あのー、これで、え、東京都緊急対策第4弾、の予算、補正予算案をですね、あのー、発表させていただきました。今、あのー、ステイホームウィークも、おー、ひとまずは終えたところでありますけれども、まだ東京都はですね、え、緊急事態宣言の、まだ、真下にいるわけでございます。え、そこで、感染症の拡大の防止をさらに進めるということと、それから暮らしをですね、命を守ると同時に暮らしを守っていかなければならないと、いうことで、え、4本の柱で、今回まとめさせていただきました。
まずあの、第1が、あのー、感染拡大を阻止するということで、1,615億円になります。えー、この中にはですね、医療体制のー、確保であるとか、それから、検査なども、含まれるわけです。それから2つ目がですね、こちらが、えー、3,766億円で、経済活動と都民生活を支える、セーフティネットの強化ということで、制度融資など、いま本当に企業の皆様、大変ご苦労されておられます。そして、あのー、政府系も、そして東京都としましても、色々な所にですね、この、支援を求める、融資を求める方々が、ま、あの、多くおられると、いうことでございます。
え、そんなことから、あの、これまで、えー、この制度融資、融資の目標額を1.5兆円と、このように設けておりましたのを、一気に1兆円増やしまして、2.5兆円という、このように拡大をすると、いうことであります。えー、それから、あの、その他ですね、えー、暮らしを守る、それから人を守るということで、例えば、あのー、ひとり親家庭、への支援。え、それから経済、経済って言いましょうか、新しい当たり前を作るためのテレワーク。もう、これ大変な人気になっておりまして、これをですね、さらに、あのー、増やして、また期間も増やしていくと、いうことでございます。
ま、それから、あの、ごめんなさい。もう1つ、あの第3の感染症の防止の中でですね、学校ですね、こちらにはですね、あの、再開されました際も、安心して子どもたちが、あのー、学校に通えるように、あのー、新たに、サーモグラフィ、それから必要なアクリル板などを設けると、いうことで、え、総額にいたしまして、え、5,832億円の補正予算案となりました。
記者:1都3県の会議で、結束して連携して進んでいくという旨のご発言、共同メッセージが出されましたけれども、やはり、10万人あたりの感染者数が、ちょっとまだらになっている部分もあり、どのように休業要請ですとかそういった部分、細かなところも調整が必要になってくると思うんですが、そういったところも足並みを揃えていくということで宜しいでしょうか。
小池都知事:そうですね、あのー、今、それぞれの、あのー、3県の方でも、ご努力された結果がですね、え、だいぶ、如実に出てきていて、え、そして、ま、明るい見通しがあろうかと思います。ただ一方で、えー、東京の昼間人口は、1400万人。プラス300万人。あのー、加わることになる。それはすなわち、3県から、主に3県からの方々が通勤、通学で来られているということです。えー、確か、埼玉大野知事も仰っていたと思いますけれども、あのー、現在、この、飲み物、アルコールなどのですね、ラストオーダーが、あの、7時であると。その後、あのー、お帰りになって、もう一杯というようなことになって、いく等々、やはり合わせるものは合わせておいてほしいというような、あの、そういうお話もあったかと思います。ここはやはり、あの、1都3県で、みんなの命と暮らしを守るということでは、あのー、共同メッセージを出せて、また共有、データの共有や、意識の共有ができたことは、大変、あの、心強く思っております。
記者:今回の補正予算案によって、都の財政への影響が大きくなりますが、その受け止めと、今後どうやって抑えるかについて教えてください。
小池都知事:えー、まず、このような緊急事態は、ま、予想もされていなかったわけでありますが、ま、今やはり何よりも、感染の拡大を防止をすると、いう大きな、あのー、目標、大義があるかと思います。で、そのためにも、セーフティネットを、えー、設けていく、その対策はですね、それも切れ目なく、あの、講じていくことによって効果が出てくるということから、今回も協力金を含め、え、いろいろな、あの、命と健康、そして経済を守る方策を講じてきたところでございます。財政調整基金以外にも、あの、都としましては、あの、政策目的に応じた基金、それから、起債をする、発行余力などは、あー、対応する力は備えております。
これらを工夫しながら、えー、そしてまた、一定程度の決算剰余金も、あの、見込まれていることで、そして、今やはり正念場でございますので、その、ここぞという時にはですね、しっかりと対応していくというのが、必要ではないかと、こう考えております。で、こうした、ま、財源は最大限活用しながらですね、ま、今後も必要な対策を講じながら、財政運営には、しっかり、えー、目を配っていきたいと思っております。
あのー、テレワークへの補助がですね、えー、非常に、あのー、要望が強い。えー、これはですね、働き方そのものを変えていく。ま、あの、まさしく新しい働き方そのものにつながっていくかと思います。それから、あのー、ま、オフィスのあり方などもですね、ま、今2m以上話してなどということで、あの、ソーシャルディスタンスという言葉も、あのー、企業によっては、もうすでに取り入れておられるところもあろうかと思います。ま、そういったことを、あのー、全体的にも後押しをするような、そのような活動を、後押し、あの、続けていきたいと、東京都でも考えております。よろしいですか。
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