記者:今日3月22日以来の感染者数が一桁となりましたが、受け止めについてお願いいたします。
小池都知事:大体3時ぐらいに、えー、感染者数が、まず最初の報告を受けるんですが、えー、今日は10前後と聞いて、9なのか10なのか11なのか、あの、ちょっとハラハラしてました。その中で一桁になったということは、本当に皆様方の、あの、お陰、え、都民の皆さんが、一人一人が、行動をしなかった、この数字につながったと。こうやって数字に現れるということを、多くの皆さんも、痛感しておられるんじゃないかと思います。ま、一方で、あの、昨日も30という数字が出ておりました。まだまだ、この、上下する日々が続き、また、大型連休という、もう一年間に、ま、お盆とお正月ぐらいしかないところの、その中にある、大型連休を活用したステイホームでしたので、まあとても特別な時期だった。これからあの、新たな、新しい、この当たり前の毎日になってくると、また、あの、元の生活に戻りがちなところをですね、今日は東京アラートという、警戒の継続中だと、いうことで、あの、皆さんに改めて、あの、お願いをしたところです。
えー、ただ一方で、9人の感染者という数ではありましたが、一方で、亡くなった方が、7人という報告を受けております。このところ、あの、感染者数が少なくなったが、こともあって、帰かえって亡くなられる方の数が多いというふうに感じております。やはりあの、感染の防止の、考えとして、一番に、あの、亡くなる方をいかにして減らすか。そして2つ目に、重症、重篤の方をいかに減らしていくかということでありますので、えー、そのことを考えると、亡くなられる方が、あのー、気になるというところであります。ま、色んなお薬なども、開発、またあの、使われているということで、できるだけそういう形で、あの新しい、この薬品や、の方でもってですね、一人でも多くの命が救われればと思っております。
記者:来週示される補正予算についてお伺いしたいのですが、規模感や内容などについてお教えて頂ければと思います。
小池都知事:あのー、これから第2回の定例議会が開かれる、その準備をしております。補正予算ですけれども、19日、火曜日に発表することになります。で、中身はですね、やはりコロナ対策が中心になっています。で、PCRの検査の体制を強化するということとか、最近話題の抗原検査、それからあの、抗体検査、これらの経費についても盛り込んで参ります。それから、協力金も、あの、2度目のですね、感染拡大防止協力金の支給のためにですね、約900億円、これを積んで参ります。それから、資金繰りが非常に厳しいということで、あのー、多くの企業の方々がですね、あの、今、融資制度に、あの、殺到されておられるというような、状況でございますので、制度融資の増額をはかって参ります。で、あの、感染症の防止と、経済社会活動の、この両立をするというのが、今日のロードマップの考え方の一つでもありますので、これを裏付ける必要な補正予算の、としていきたいと考えてます。規模ですけれども、えー、5,800億円に上ることになります。
記者: IOC のバッハ会長が8億ドルの追加費用を負担するとありました。事務総長によると、事前協議がなかったとのことなんですが、事前協議がないままIOCが8億ドルの負担をするということ、またこの8億ドルという金額、少ない気もしますが、受け止めを教えてください。
小池都知事:まだ、あの、詳細については、あのー、よく聞いてはおりませんが、えー、ただ、あのー、IOCの方がですね、えー、いろんな、あの、IOCとしての考え方、そして、あの、仰ったんだろうとは思います。基本的にはこの、IOCと、それから組織委員会、東京都、えー、それから国ということ、形でですね、ま、あの、共同で、その作業を行っていくということでありますので、あの、IOCとしての考えを、まず示されたのかなというふうに思っております。
記者:今日自民党の二階幹事長と会談をして、都知事選についての内容で、小池知事が立候補された場合、自民党は独自候補を擁立しない方針を確認したという報道がありました。それについて教えてください。
小池都知事:あのー、まだ、よく存じませんが、ただ、そうやって色々と、この、コロナで、えー、国全体がそしてまた東京も、非常に厳しい中において、ま、そこは、あの、色々お考えがあってのことなんだろうと、いうふうに思います。ま、いろんな意味で、あの、今もお支えいただいておりますので、あの、感謝したいと思います。
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