加藤大臣:え、おはようございます。連日、大変お忙しい中、また今回もこの専門家会議にご出席いただきましてありがとうございます。え、新型コロナウイルス対策、の関連で、え、これまでも医療提供体制の整備、クラスター対策の強化など、様々な政策提言を頂戴をしております。そうした中で昨日、え、令和2年度の補正予算が成立を致しました。私ども厚生労働省関係でも、一般会計、労働保険特会もあわせて、総額1兆6000億円の補正予算が、成立をしております。え、この予算をしっかりと活用して、対策をさらに加速させていきたいと考えております。
具体的には、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金を活用して、既に東京、都道府県で新型コロナ患者を受け入れる病床の確保、軽症者の方が宿泊療養するためのホテルの確保等が進められておりますが、これを引き続き国としても支援をしていきたいと思います。これはもう、すでに実施をしていただいてるものも含めて、溯って、対象とさせていただきます。また、あの、先生方からも強く提言を頂いております、地域医師会等と連携したPCR検査の、設置等に対する支援も、この中に含まして頂いており、検査体制の更なる充実強化も図っていきたいと思っております。
この他、患者の急増に伴って日々混乱さが増している、新型コロナ対策ではありますけれども、ITの活用が大変重要であります。え、内閣官房のIT室と連携したしまして、医療機関の病床や、人工呼吸器の稼働状況を迅速に、把握する仕組みを、構築をしておりまして、現在約8,000の病院等のうち、半分以上からですね、日々報告を、頂戴をしているところであります。え、さらに、あの、協力をしていただくことを拡大をすることとともに、今週からこのシステムを活用いたしまして、医療機関のマスク等の不足状況を把握をし、医療機関から、この、近々に、この備蓄が、不足をする、なくなっていく、こういった要請がある場合には、私の方から直接、こうした、資材を配布する、こういうスキームもスタートさせていただいたところであります。えー、週末から来週前半にかけて医療機関に届くと、まずはこうした第1弾、お届けすることができると思います。
また、あ、昨日でありますが現在国で開発しております、新型コロナウイルス感染者の情報把握管理システム、これ、あの、個々の方々の状況、一人一人把握していくというシステムついても、今月の中旬ぐらいから、スタートできるということで、実際に皆さんにご紹介させて頂いていただいているところでございます。で、これは、医療機関、保健所、患者など、それぞれの方々が、入力をしたデータを共有をして、そして治療、対策、行政での政策判断、に活用していくことであります。え、保健所の業務負担の軽減につながるだけではなくて、患者の状況を的確に把握をし、治療、療養を適切に行っていくことにつながること、さらには患者が増加した場合でも、効率的に、え、現状を把握することができる、ということであります。先ほど申し上げました、今月半ばからの運用を目指して現在、鋭意開発を進めております。
ま、こうした中での、今日の専門家会議は、いよいよ緊急事態宣言の期限が5月6日に迫っております。え、足もとの感染状況と緊急事態宣言後の、今後の、行動変容の状況について、ぜひまず分析、評価をいただきたいと思います。その上で、今後について、どういう対応を取っていくのか、どういう生活様式を、どういう生活を送っていけばいいのか、え、今後の見通しについてもですね、ご議論をいただくことを期待をしております。え、昨日、総理からも、今回の新型コロナ、の対しては、ある程度の長期戦は覚悟しなければならないということが表明されたところであります。え、是非、え、本日、専門家会議の皆さん方のご議論頂いて、今後の対策の方向性を決める上で、大変重要な、あ、ご示唆をいただくことを期待をしております。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
司会:ありがとうございました。次に同じく、政府対策本部、副本部長である西村国務大臣から、挨拶をお願いいたします。
西村大臣:はい、おはようございます。お忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。えー、4月の7日にですね、7都道府県に緊急事態宣言を発出してから3週間、それから、あ、4月の16日に、えー、この緊急事態宣言を全国に、えー、拡大をしてから2週間が経過をいたしました。えー、この間のですね、えー、感染状況、について、あるいは、その行動変容をお願いしましたけれども、え、その実施の状況について、え、分析を、おー、して頂きですね、え、実際に8割の人との削減、人との接触削減が行われているのかどうか、え、この辺りの分析、評価を頂ければというふうに思っております。
えー、その上で、5月6日がですね、え、緊急事態宣言の、期限となっております。え、先ほど申し上げた感染状況や、えー、行動変容の状況、その分析、評価に加えまして、えー、7日以降の対策、特に、緊急事態宣言の、期間や地域についての、基本的考え方についてですね、え、是非今日は専門家の皆さんのご意見を頂ければというふうに思っております。えー、基本的対処方針につきましても、えー、変更が必要となってきますので、えー、6日までの間に、えー、基本的対処方針等諮問委員会を開催をし、えー、政府としての、おー、方針を、諮問をさせていただきたいと、いうふうに考えているところであります。
えー、専門家の皆様にはですね、えー、4月16日に全国に拡大をした以降の、その全国的な自粛の成果については、あ、まさにこれから、え、数字に表れてくるという中で、えー、どういう感染状況になっていくのか、えー、ギリギリまで数字を見たいというご意見もいただいております。えー、そうしたことも踏まえまして、えー、諮問委員会開催までの間に、もう一度、この専門家会議を、開くことも視野に入れながらですね、えー、対応していきたいというふうに考えているところであります。
えー、いま加藤大臣からも紹介ありましたが、令和2年度の補正予算が成立をいたしました。医療関係のところは加藤大臣の方で、対応して頂ける。えー、他方、この自粛に伴う、え、様々な、経済活動、ま、止まっていますので、事業者に対する支援、あるいは、え、個人、それぞれの苦しい立場におられる、それぞれの家庭、への支援、これは、私の方で、責任をもって対応していきたいというふうに考えているところであります。
また、えー、まさに我が国の誇るこのクラスター対策、の支援としてですね、え、官民が協力をして、えー、個人情報に配慮をしながら、十分に配慮をしながらですね、感染者との濃厚接触、その可能性があることを検知するアプリ、えー、この開発にいま、あー、急いでるところでありますけれども、今月のできるだけ早いタイミングで、え、これを、導入を実現していきたいと、いうふうに考えているところでございます。えー、今後のクラスター対策、保健所の皆様をはじめ、クラスター班の皆様に大変なご負担をおかけしてきておりますけれども、え、これがその対策の一助になればと、いうふうに考えているところでございます。えー、本日は、あ、是非、活発なご意見をいただきまして、えー、様々な観点からの、ご指摘頂ければと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
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