安倍首相：今、一つでも多くの命を守るため、全力を尽くしてくださっている医療現場の皆さんに改めて、心から感謝申し上げます。皆さんの感染予防に万全を期すために、一つでも多くの、医療防護具を現場に届ける必要があります。サージカルマスクについては、すでに5,800万枚を、都道府県に配布してきたところでありますが、さらに、1,500万枚を、配布します。医療用ガウンなども、感染者数が多い、都道府県を中心に、配布を開始していますが、今月中に、N95などの高性能マスク150万枚。医療用ガウン130万枚、フェイスシールド190万枚を、全国に配布し、物資不足に直面している、医療機関に速やかに、届けたいと考えています。
加えて、感染者の治療にあたっている、病院においては、院内感染の防止をさらに徹底して頂くため、今後、医療防護具を、国が調達、優先的に、提供することをします。そのためのWebを活用した、状況把握システムの構築を早急に進めてください。政府としてこれまでも、産業界の全体的な協力を得て、医療防護具の国内生産などに取り組んできましたが、まだ、物資不足は、大変厳しい状況にあります。こうした中でも、ウイルスの戦いの最前線である医療現場に、一つでも多くの医療防護具を届けるため、え、政府の総力を結集してください。
また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、学校等の休業や、外出自粛が継続する中で、生活不安やストレスによる、児童虐待、DV被害等のリスクが高まっています。社会不安が高まる中で、社会的に弱い立場である人、人々を、しっかり、守っていくことが、政府のつとめです。このため、児童虐待防止策については、何よりも、子どもの命を守ることを最優先に、様々な地域ネットワークを総動員して、子どもや家庭の、状況を定期的に、把握することについて、厚生労働大臣中心に、各大臣がしっかり協力して、取り組んでください。えー、DV防止対策についても、4月20日から新たな、相談窓口を設置しました。0120-279-889、フリーダイヤル、つなぐ、はやくです。来週29日からは、24時間対応と致します。
児童相談所、虐待相談ダイヤル、189、いちはやく、と併せて、周知をはかってまいります。さらに、家族が家にいるため、相談しにくい、との声もあることから、電話だけでなく、SNSや、メールによる相談も受け付けます。え、給付金についても、DVで非難している被害者に直接届くよう、対応してまいります。引き続き、民間支援の充実を含め、取り組んでください 児童虐待防止対策と、DV防止対策を連携させ、家庭内での暴力の根絶や、被害者の支援も入れて、政府を挙げて、取り組みを強化していく必要があります。関係閣僚においては、一層の取り組みの強化お願いします。
昨日、地方自治体に対し、自治体の休業要請に応じない事業者に対する、特別措置法第45条に基づく要請を、要請や指示を行うべく、手続きなどの方針を、お示ししました。引き続き、地方自治体や経済団体等、とも緊密に連携して、接触機会の8割削減に向けた取り組みを、加速化させてまいります。緊急事態を早期に終息させるため、今が、非常に重要な時期です。国民の皆様におかれましても、各自治体からの要請を十分に踏まえつつ、先日発表された、日常生活に着目した10のポイントを参考に、接触機会の8割削減に向け、より一層のご協力を何卒お願い申し上げます。
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