小池都知事:こちらは新宿、東京都庁、都知事の小池です。ほぼ毎日18時45分から、新型コロナウイルスに関します東京都の情報、ライブでお届けいたしております。金曜日は19時15分、7時15分から英語での放送もいたしております。1日も早く、あの平穏な日常を取り戻すため、東京都民の皆さんと共に、感染拡大、ストップしていきましょう。
え、さて、今日の最新の状況をお伝えいたします。18時の時点であります。陽性者数102名となりました。普通月曜日はですね、数字は、あの、検体、落ち込まれる検体の数が少ないことが多いので、少ない傾向がありますので、低い数字、ま、昨日181という数字から、ま、102になったわけですが、それでも100を超えるということはこれまでも月曜日ありませんでしたので、引き続きに高い数字、そして、このうち濃厚接触者は25名、え、その他調査中が77名となっております。えー、それからお亡くなりになった方が6名ということでございまして、えー、昨日が71名でしたから、あの、これ合わせますと77名ということになります。心からお悔やみを申し上げます。えー、そして年代なんですけれども、えー、いわゆる永寿病院の方の関係の方が3名、え、70代、90代でございます。えー、しかしここで、じゃあお年寄りかと言うとそうでもなく、今日お亡くなりになった方の中には40代の方もおられます。え、ま、年齢関係なく、このコロナウイルスというのは常に命を奪う、このようなウイルスだという認識をお持ち頂ければと存じます。
さて新型コロナウイルスの感染は続いてるわけでありますけれども、この間、都民の皆様の命と健康を守るためにですね、え、お医者さん、看護師さん、医療スタッフの皆様方、最前線でですね、えー、まさに粉骨砕身で力を尽くされているわけです。で、今日はですね、今回の補正予算、あの、明日、特別委員会の方で審議していただくんですが、議会において、総額3,574億円にのぼります。で、その中で計上いたしました、項目に、医療の現場を支えるための、事業が入っておりますので、ご紹介しておきます。感染拡大の速度を抑えて、都民の皆様の命と健康を守るため、医療体制を整えるだけでなく、医療に携わる方の皆様の健康を守るということが必須になるわけです。
しかしながら、感染経路が不明な感染者が増えている。そして医療現場の状況、逼迫しているということには変わりありません。えー、そこで、えー、この医療従事者の皆さん、勤務はですね、深夜に及ぶこともあります。えー、そこで、ま、肉体的にも精神的にもギリギリの状態で頑張っておられるわけです。そこで、今回の予算、補正予算でありますけれども、皆さんのこういった方々の負担を少しでも軽減するため、医療の環境を整える、努力をしている病院、それから診療所を、都として支援をする、というものです。で、具体的にはですね、医療機関が治療にあたっている医療スタッフの休憩や宿泊場所として、ま、ホテルや集合住宅などを刈り上げる場合には、その費用を東京都は補助をするというものであります。ま、お一人一日あたり1万円ということを念頭においております。是非多くの医療機関にこの制度をご活用いただいて、最前線で戦っておられる医療従事者の皆さんが、安心して働ける環境、整えていただきたいと思います。えー、そして医療現場で働く皆さんの懸命のご尽力によって、本当に多くの方々の命が救われているわけです。え、東京とは医療崩壊を食い止めるために、あらゆる手立てを講じてまいります。ともに頑張ってまいりましょう。
えー、次に都民の皆さま方へ、コロナウイルス感染症に関係した、ま、偏見や差別について、冷静な行動をとっていただきたいというお願いであります。えー、感染された方やそのご家族に対しての、誹謗中傷、心無い書き込みなどがSNSなどで広がっているんです。また、最前線で本当にウイルスと戦ってくださっているお医者様や看護師さんなど、医療現場で働く方々の、お子さんが、いわれのない差別的な扱いを受けるというような、悲しい事例も、発生しているわけです。ま、こうした不当な差別、偏見、誹謗中傷、心無い発言。決して許されるものではありません。目に見えないウイルスに不安を感じて、感染された方や、医療従事者の方を遠ざける、このことが間違いなんです。戦うべき本当の相手は、ウイルスなんです。この危機に立ち向かうには、最前線で戦っている、医療従事者をはじめとする、生活基盤を支えてくださっているエッセンシャルワーカーの皆さんの力、欠かせませんよね。ウイルスに関する情報、適切に発信していきますので、是非都民の皆さんも、ご理解いただいて、医療関係者、エッセンシャルワーカーの皆様、ぜひ心から応援をしていただきたいと思います。えー、なお、都におきましては、人権に関します相談をお受けしておりますので、こちらの方にご相談ください。えー、ホームページご覧いただければと思います。
えー、それから税金の支払いについての、手続きに関してのご案内でございます。えー、毎年この時期というのは、多くの都民の皆さんが、また事業者の皆さんが、税の手続きや相談のために、都税事務所にお越しになることが多いかと思います。今、この都税事務所におきましては、今回の感染症の影響で、税金のことでお困りの方々のご相談をお受けしております。また先日もご紹介しましたが、都税の支払いの猶予、申告期限の延長など、皆さんのご要望に添えるよう、対応を行っているところです。で、このほか融資や不動産取引に必要な各種証明書の発行なども行なっているわけです。で、こうしました税に関しますサービスですが、窓口にお越し頂かなくとも、郵送、また電子申請によって、サービスを受けられるものもございます。例えば地方税の申告や、納税、届出などの手続きですが、インターネットから、eLTAX(エルタックス)、こちらをご利用いただけます。で、このeLTAXですが、電子申告から電子納税まで一貫して手続きができるようになっていると、いうことであります。で、現在、約7割の法人の方々に既にご活用頂いてるわけですけれども、ま、感染症拡大を防ぐためにも、より多くの皆様には、このeLTAXをご活用いただきたいと思います。
そして、都税に関するお問合せについてもですね、24時間365日、いつでもどこでも、対応ができます。チャットボットサービス、えー、チャットボットサービス、こちらをご利用いただければと思います。えー、主税局のホームページ、東京都のLINE公式アカウント、から、アクセスできますので、お使い頂ければと思います。また、都税証明郵送受付センター、こちらではですね、郵送によります都税の各種証明書の申請も受け付けております。今ご紹介した方法、ぜひ積極的にご活用いただいて、えー、今日は税務署に行かなくちゃーということも無く、外出をお控えいただいて、人と人との接触を減らしていただきたいと思います。
さて、最後に改めて申し上げます。引き続き、不要不急の外出お控えください。人と人との間隔約2m、ソーシャルディスタンスを確保してください。STAY HOME、STAY in TOKYO、SAVE LIVES。家にいましょう、東京にいましょう、命を守りましょう。それは、あなたの命を守るため、家族を守るため、大切な人を守るため、社会全体を守るため。どうぞご協力、よろしくお願いをいたします。
さて昨日からですね、ヒカキンさんはじめ、YouTubeクリエイターの方々、STAY HOME、そしてソーシャルディスタンスを守ろうと呼びかけるテレビコマーシャルも放送しております。この後もご覧いただきたいと思います。そして、このような若い皆さんも、しっかり、STAY HOME、STAY in TOKYO、守って頂いて、そしてヒカキンさん達と、このネットを通じながら、おしゃべりもしてください。どうぞこれからもSTAY HOME、STAY in TOKYO、SAVE LIVES。よろしくお願いします。本日もご視聴ありがとうございました。
≪動画が流れます≫
動画:いま、私たちにできること、Stay Home、外出を控える、3つの密を避ける、ソーシャルディスタンスを守ろう。一人一人の行動が大切な命を救う。みんなで乗り越えましょう。
以上 文字起こし㈱InStyle
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