4月17日 18時45分頃 小池都知事 ライブ配信 文字起こし

小池都知事:こちらは新宿、東京都庁、都知事の小池です。ほぼ毎日、18時45分から、新型コロナウイルスに関する、東京都の情報、ライブでお届けしております。毎週金曜日、今日ですね、この後19時15分からは、英語でも放送致します。1日も早く平穏な日常を取り戻すため、東京都民の皆さんと共に、感染拡大ストップして参りましょう。えー、新型コロナウイルス感染症、今日の最新の状況であります。本日18時の時点で、陽性者数が200人を超えました。201名となっております。えー、そして中には、濃厚接触者が約60、海外からお帰りの方が2名、そして、えー、不明、えー、調査中が130名にのぼっております。お亡くなりになった方々も数名おられます。えー、そして、軽症者の移送でありますけども、本日25名となっておりまして、これまでの累計では、159名となっております。

で、昨日国は緊急事態宣言を全国に拡大すると発表をしたことはご存知の通りかと思います。期間は、え、5月6日までであります。連休中明けまで、不要不急の帰省など、都から他の道府県への移動も避けて頂くようお願いをいたします。え、都では4月15日、東京都緊急対策第4弾を取りまとめをいたしました。え、今日開会いたしました令和2年の第1回都議会臨時会におきまして、緊急対策の予算案を審議いただくこととなります。え、本日も、今回の緊急対策の中から、補正予算に計上してあります事業をご紹介をしたいと思います。

まず、都内に在住されておられる外国人の方に向けたお知らせであります。え、都内に在住される、外国人の方、50万人を超えております。東京で生活されている外国人の方にとっても、今回の新型コロナウイルス感染症で、いやあ、どうしたらいいのかと不安に思われる方も多いことと存じます。で、今日から生活面で、不安などを抱える、外国人の方の、相談に多言語で対応する電話相談窓口が、設けられました。名付けまして、東京都外国人新型コロナ生活相談センター、長いですね。英語名、Tokyo Coronavirus Support Center for Foreign Residents. これ、略しますと、TOCOS(トコス)と名称を決めております。このトコスにおきましては、日本語での相談が難しい方の、様々なお困りごとについて、電話相談を行うというものであります。このセンターでは、やさしい日本語や、英語、中国語、韓国語に加えて、ベトナム語、ネパール語など、合わせまして14の言語でご相談をお受けするというものです。また、お聞きした相談内容に応じて、専門的な窓口や、機関におつなぎをします。相手先の窓口が、外国語での対応ができない場合には、またトコスが通訳の代わりもさせていただくと、いうサービスでございます。トコスは、土曜、日曜、そして、祝日を除いた平日の午前10時から午後5時までのご相談の受け付けとなります。このトコスにつきましては、このあと19時15分から、英語でライブ配信をいたしますほか、都のホームページやSNSで発信をいたしてまいります。え、また、区市町村や地域の国際交流協会、外国人支援団体などのネットワークを通じまして、お知らせをしてまいります。皆さんの周りに、新型コロナの、影響でお困りごとのある外国の方がいらっしゃいましたら、このトコスをご案内して頂ければと思います。

続いて、軽症者の方を受け入れる宿泊療養施設についてのお知らせであります。今日新たな施設として、品川プリンスホテル、品川プリンスホテルイーストタワーを開設しました。軽症者の方の受け入れを開始をしたところであります。で、これで7日に開設をした東横イン東京駅新大橋前、え、そして、今週15日に、水曜日に、開設をした東京虎ノ門東急REIホテル、合わせまして、合計1,500室を超える部屋数の確保が終えております。これからも、宿泊療養施設のさらなる拡大を図って参りまして、皆さんの、安心を確保して参りたいと思います。このことは、医療の現場を守るということにもつながって参ります。また、これら宿泊療養施設の運営状況なんですけれども、宿泊療養施設の方には、あの、あまりお年を召してない方、基礎疾患を持っていない方、それからお医者さんが入院が必要ではないと判断した方にお移りを頂いております。つまり、あの、軽症もしくは無症状という方々になります。えー、ただ、あの、宿泊療養施設、感染防止対策に細心の注意が必要であります。宿泊者の皆さんには、滞在中、施設から外出されないようにお願いを、あの、強くお願いをしております。また、館内におきましては、宿泊者と、そして業務スタッフとの導線を分離をいたしておりまして、また、宿泊者の中で、えー、陰性が確認されて退所された後、そこはですね、専門業者の方に、室内の消毒作業を行ってもらっております。またネット上でですね、誤った情報や不安を煽るような情報が、時たま発信されています、いることもありますけれども、是非正しい情報に基づいて、冷静なご対応をお願いをしたいと思います。

ガラッと変わりまして、え、こちら、災害は災害でも自然、またまた自然災害の方であります。今週末に東京地方と伊豆諸島で、大雨警報が発表される可能性があるということです。で、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を進める中でも、都としては気象情報収集に当然のことながらつとめておりまして、警報が発表された際には、情報連絡体制を構築しまして、区市町村とも連携はかって風水害に対応をして参ります。で、避難所でありますけれども、十分な、換気の実施、それからスペースの確保など、適切な感染防止対策を実施するように、区市町村に対して周知したところであります。で、都民の皆様には、気象情報、え、避難情報にご注意いただくとともに、避難所においては、手洗いの励行、そして咳エチケットなど適切な、ご対応をお願いを申し上げます。

さて、3月末に民間企業が行った、インターネットの調査をちょっとご紹介しておきたいと思います。えー、今年の連休中は、家でゆっくり休んだり、映画やドラマを見たり、読書をするという方が、この調査では増えております。一方でですね、2割弱の方が、え、国内への旅行を考えておられると、この割合大体昨年度と、ほとんど変わっていないんですね。えー、いま、都民、国民が一丸となって、懸命に、このコロナウイルスの拡大防止ということで、頑張って頂いてるわけですが、ここで気を緩めてはいけません。さらなる感染拡大、医療崩壊という最悪の事態につながりかねなくなります。皆様方には、この連休中、えー、外出したいっていう気持ち、ぐっとこらえていただきたい。それはすなわちご自身の命、ご家族、大切な人、社会を守る、そのためにもあなたご自身の行動によって、そのことが決まって参ります。ここは勝負どころでございます。連休中は是非とも、お家で過ごしてください。STAY HOME、STAY in TOKYO、SAVE LIVES、家にいましょう、東京にいましょう、命を守って参りましょう。本日もご視聴ありがとうございました。

以上 文字起こし㈱InStyle
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