小池都知事:こちらは新宿、東京都庁、都知事の小池です。ほぼ毎日18時45分から、新型コロナウイルスに関しましての東京都の最新情報をお届けいたしております。東京都新型コロナウイルス感染症、最新情報ライブ放送でございます。金曜日には英語でも放送致しております。そして1日も早く、平穏な日常を取り戻すため、東京都民の皆さんと共に、感染の拡大、ストップして参りましょう。さて、今日の新型コロナウイルス感染症についての状況であります、18時の時点です。陽性者数が149名、うち濃厚接触者が46名、海外渡航歴のある方はいらっしゃいません。その他調査中、えー、なかなか100をきれませんね、103名となっております。それから、軽症者の方々が、病院から、ホテルなど、ホテルにお移り頂いてる方が、今日は、新しいホテルでございます18名。これまでの累計では134名が、この病院から、ホテルの方にお移りいただいているということになります。退院されてる方もおられます。
えー、昨日、新型コロナウイルス感染症と、都民の生活、そして経済などへの影響に対しまして、第4弾となります東京都緊急対策を取りまとめたところです。この緊急対策は、3本の柱になっておりまして、まず、感染拡大を阻止する対策。え、経済活動、2本目が経済活動や都民生活を支えるセーフティネット。3本目が、え、社会構造の変革を促すということで、この3本柱になっております、総額は約8,000億円。これは、これまでに例のない、過去最大規模の対策となります。で、こうした大規模、かつ効果的な緊急対策を、果敢に講じるということで、都民の皆様、事業者の皆様、の不安を払拭して参りたいと思います。で、今回の緊急対策のうち、6月までに着手すべき事項を、具体化いたしまして、こちらは総額3,574億円、補正予算として計上をいたしております。
え、今日からこの配信の場を使いまして、補正予算の事業の内容をお伝えをしてまいります。まず、事業者の皆様方には、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、徹底した外出の自粛、そして施設の休業など、にご協力をいただくこと、頂いておりますこと、を心から感謝申し上げます。えー、そして、4月10日、東京都におけます緊急事態措置を出しまして、そして、お店、事業者などの施設を休止していただく、営業時間を短縮していただくと、いうことにご協力頂く方々に、感染拡大防止協力金を支給をするということを、お伝えをいたしました。で、今回の協力金ですが、これら都の要請の対象となる施設を運営されておられる、中小企業や、個人の事業主の方々を対象といたしております。そして、4月10日の緊急事態措置、以前に、開業され、そして、営業の実態があることが要件となります。え、100平米以下の施設におきましても、休業を行った場合には支給の対象となります。多いと思います。また、都外に本社がある事業者の方々が、都内の事業者の休業など行われた場合も、対象となります。
この協力金でございますが、緊急事態措置の全期間、要請等に応じて休業など行っていただく、そのことが基本となりますが、少なくとも令和2年4月16日から、5月6日までの期間におきまして、休業、飲食店などの場合は、営業時間の短縮、こちらにご協力いただくことが必要となります。え、支給額につきましては既にお知らせしておりますが、50万円。2店舗以上を有しておられる事業者は100万円となります。で、申請の受付がありますが、来週の4月22日の水曜日から、スタートします。そして、5月上旬以降、順次支給できるように準備を進めてまいります。専用ホームページからWeb上で申請もでき、また、郵送又は持参でも可能となっております。また、事業者の皆様から、様々なご質問が、お寄せ頂いてるわけでありますけれども、昨日から、東京都緊急事態措置等感染拡大防止協力金相談センターを開設しております。え、今、画面に出ている番号の方に、お問い合わせをいただきたいと存じます。都民の皆様、そして事業者の皆様と一丸となって、1日でも早く、この見えざる敵、新型コロナウイルス感染症、阻止して参りましょう。ご協力よろしくお願いを申し上げます。
さて、今回の緊急対策の中にも盛り込んでおりますけれども、その中にはですね、こういう項目もございます。えー、妊婦さんがタクシーを利用する際の支援、についてであります。都民の皆さま方には不要不急の外出を避けて頂くよう再三お願いしているわけですけれども、例えば、妊婦の方は、妊婦検診などで病院にいらっしゃる際、交通機関、公共交通機関を使うことについては、いやー、これは赤ちゃんに感染したら、の、危険があるなーというような不安を抱かれることも多いと思うんですね。そこで、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、妊婦検診などで、タクシーの乗車、その際に使えるチケットなどを、配布をすることによって、妊婦さんを支援をしようということでございます。具体的にはですね、これ、区市町村によってそれぞれの形が違いますが、妊婦の方々に配布している育児パッケージ、これ1万円相当なんですが、それに加えて1万円の上乗せ、ということになります。で、パッケージの内容ですけれども、カタログ方式であるとか、クーポン券の配布など、それぞれ区市町村ごとにカラーがあります。で、この件に、あの、タクシー件につきましては、申請方法も、妊婦届の提出時や、妊婦面接の際に、受付など、区市町村によって異なります。また、あの、タクシーをですね、安心してご利用頂けるためにですね、飛沫感染防止、ま、運転席と後ろ後部座席と、これ、仕切り板をつけてですね、その仕切り版をつけることそのものも、あの、支援をしていきますので、ご自身と、もう一人の大切な命を、コロナウイルスから守るため、東京都、そして区市町村は全力で支援をしていくこと、このことをお伝えをいたします。
えー、続きまして、宿泊療養者、こちらは、え、この感染が分かった方、また、がどこに住まわれるのか、どこに居場所を確保されるかということなんですが、ま、都内ではですね、残念ながら引き続きまして感染者数が高水準で推移をしております。で、無症状の方、軽症の方、あー、軽症まで回復された方、については、これまでも、都が確保しましたホテル等にお移りいただいて、医療機関以外の施設での療養を、順次始めているところであります。ま、あの、わかりやすく申し上げると、ホテルなどにお泊まりを頂いております。ただ、こうした、無症状や軽症者の方、ホテルへ移動していただく際も、感染拡大防止の対策をしっかり取る必要があるわけですね。そこで、入院が、ま、入院を必要としない無症状、軽症の方は、例えば、ご自宅から都が用意したホテルへご移動いただく際にはですね、きちんと感染予防の対策を施した特別な車両で、移動していただくことになるわけです。で、具体的にはですね、先ほどもタクシーの話も致しましたが、運転席と後部座席に仕切りを設置を致しまして、前後の座席の気圧にも差を作ることで、後部座席、こちらの方には感染が陽性になった方がお座りになる、後部座席から運転者への感染リスクを減らす、そのような特別な仕様にした車両で、ご移動をいただく。その体制を構築をいたします。で、こちら車の方のご提供はですね、え、本田技研工業株式会社、無償貸与していただくこととなりました。当初はですね、5台体制で始めます、それから運転の方はですね、日本交通株式会社の方に、運航のご協力をお願いをして、ご協力いただくこととなりました。誠にありがとうございます。ま、東京都は医療崩壊を食い止めのためには、あらゆる手立てを講じてまいります。どうぞ共に頑張って参りたいと思います。
さて、新型コロナウイルスも世界的な流行となってしまっております。え、ま、流行という言葉がいいのかどうか、拡大と言いましょうか。え、医療関係者などの皆様にはですね、え、この、現場で見えない敵と必死に戦って頂いております。で、この危機に立ち向かうためには、感染の危機がありながら、最前線で戦っておられる、この、医療関係者はじめとして、福祉関係者、物流サービスの担い手、また、ゴミ収集作業員の方など、社会生活を支えている、エいわゆるッセンシャルワーカーの皆様の力が、欠かせないわけであります。え、東京都は、医療関係者への感謝の意を示し、そして、応援するために、都庁舎をはじめとして、え、施設のご協力を得まして、例えば東京スカイツリーさん、NTTドコモの代々木ビル、東京タワー。医療関係者の応援ライトアップをですね、この方々のご協力を得まして、え、今日の19時から、あと数分ですけれども、ブルー一色で、同時に開始をして、ライトアップをして行こうということでございます。え、今日から5月の6日まで、毎晩19時から、東京タワーについては今日のみの実施ですけども、ずっとブルーにライトアップされますので、皆様も、あの、医療関係の方、エッセンシャルワーカーの方々への、感謝、の意味を、またエールの意味を込めて、そのライトアップを応援していただければと思います。どうぞ皆様方も、よろしくお願いを申し上げます。
え、最後に改めて申し上げます。引き続き不要不急の外出お控え下さい。人と人との間隔、2m、約2m、ソーシャルディスタンスを確保してください。あなたの命を守るため、家族を守るため、大切な人を守るため、社会を守るためです。どうぞご協力、よろしくお願いいたします。本日もご視聴ありがとうございました。
以上 文字起こし㈱InStyle
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