皆さんおはようございます。朝からお騒がせをしております。東京都知事候補として、立候補を表明しました小野泰輔でございます。46歳です。熊本から出てきました。私はなぜ、今回東京都知事候補として名のりを上げたのか。それは、地方から見ていても東京はこのままでいいんだろうかという意識があったんです。小池都政、キャッチフレーズで耳障りのいいことを仰って、4年前、大旋風を巻き起こしました。しかし、その結果、4年経って、成果が出たんでしょうか。ほとんど出ていない。ベッド処分、ペットの殺処分だけなんですね。そういう中で、コロナで東京は一番苦しんでいる。感染者の抑え込みも一番うまくいってないのが東京だと思います。それはこの新宿もそうですけれども、的確なピンポイントのコロナ対策をして、そしてそれ以外の東京の街は経済を最優先、最重視してですね、復活をさせる、そういう対策ができてないんだと思います。レインボーブリッジが赤くなって、漫然と都民を不安にする、そのことによって経済全体が冷え込んでしまう。そのような対策をしていては、東京が沈んでしまいます。
しっかりとした対策を打ち出していく。そのことによって1日も早く、東京を元気にしたいと考えています。そして、私がやっていきたいことは、キャッチフレーズではないので、非常に分かりやすいわけではないんですが、東京を中心にこれから日本を元気にしていくということです。そして逆に東京が地方を元気にすることで、東京も逆にまた活力を取り戻すということです。熊本で地方行政をやっていて、私は東京に若者がどんどん流出してしまうこの状況、これをなんとか止めないと日本全体が沈んでしまうと。今地方に行くと、若者はいません。そして東京に行ってしまいます。ですけれども、東京に行くと皆さんなかなか今暮らしにくい環境なので、子どもを産みません。ですので、人口減少が起こってしまうんですね。そのために、これからは、東京から東京の感覚を持って地方を活性化するような投資をする。あるいは、地方に見込みのあるビジネスがあればそこに投資をしていくということを、東京が積極的にやっていく。そのことによって地方も持続可能になる。
そしてインバウンド、今なかなか期待できない状態では、地方からまた人が来る。そして東京からも人が行くという、お金と人と物の循環を進めなければいけない。そういった構造も作りたいと思っています。そしてまた東京の中も変わらなければいけません。ほとんど、隣県も含めて東京の周辺から丸の内やこの新宿、渋谷中心に流入するような構造が、放置をされています。このことを改めて、東京にも重要な都市がたくさんあります。いま、テレワークも進んでいます。チャンスなんです。その環境の変化を生かして、それぞれのサテライトの都市でしっかりと仕事が出来て、そして子育てもできて、私の世代も子育てもしてますが、介護の世代でもあります。そういった方々が安心して働ける。地域でしっかりとやっていけるような環境を作りたい、そのように考えています。このようなビジョンをこの都知事選で、共有をしながら戦っていく。そのことをできるのは私だけだと思います。
他の皆さんはわかりやすいキャッチフレーズで戦います。4年前の小池都知事もそうです。そうでした。7つの0。それを実現したいというふうに仰っていましたが、その一つ一つが、皆さんの暮らし方、そして東京の構造、持続的な発展にどうつながっているのか、そのことについてのコンセプトがありません。ですが、私は明確に、理解するのはひと言では難しいかもしれない。でも一人一人の都民の皆さんが、考えて、東京の将来どうするのか、コロナ対策はどのように切り抜けていくのか。しっかりと論戦をはってやっていきたいと思っています。キャッチフレーズだけの選挙はもう終わりにしなければいけません。もちろん10万円を配るですとか、あるいは何何をゼロにするフリーにする。こういったキャッチフレーズは分かりやすいですけれども、そういう選挙が、今まで行われてきて、何か私たちの社会はよくなったんでしょうか。しっかりと丁寧に皆さんと顔を見て、突き合わせて、丁寧に論じていく。そして有権者の皆様方も一人一人の候補者が何を言っているのか、それが本当に将来のためになるのかということを、真剣に考えて行動をしていただきたいと考えています。
私は、今までの政治家のスタイルの選挙やるつもりはありません。分かりやすさだけで勝負しろとか、それから勢いでやれと、毎日私もいろんなことを言われます。なにせ私が東京に出てきたのはわずか9日前です。9日前に一人で乗り込みましたが、このように日本維新の会の仲間ができ、そして、多くの皆様に支えられています。わずか9日間でここまでの体制で戦えるようになった。このこと自体が私に対して、そして新しい政治のやり方に対して、期待を持ってる人が多いんだと思っています。今までのように耳触りのいいキャッチコピー、そのことを叫べば勝ってしまう。そういう民主主義を、今こそ日本は変えていかなければいけないと考えています。私は全くの無名です。おそらくまだまだ知らない人が多いと思います。でも現実的に見れば、小池さん、勝つことができる可能性のあるポジションとポテンシャルを持っている。そして行政能力を持っているのは私しかいないと考えています。そのことを、この17日間でしっかりと訴えていきたいと思いますし、私が皆さんの目を見て、本当に東京の都民の皆さんの苦しみとか楽しみ、そのことを共有して、一人の人間として都民の皆様と向き合っていく。そういうようなスタイルを、ぜひとも理解していただけるように頑張っていきます。
熊本県政でもそのようにやってきました。自分の携帯電話の番号を公開して、そして県民誰からもかかってきてもお話を聞いて、必要であればお店に伺う。ご自宅に伺う。そういうことを積み重ねてきました。ですから、私が都知事選に出ますということを熊本で表明してから、熊本の農家さん、若い農業経営者の皆さんが、サプライズで空港で胴上げをしてくれました。そしてその動画も撮ってくれました。そのことを皆さん本当に一生懸命やってくれているということを、私は誇りに思います。新しい政治をしていく。単純に耳ざわりのいい、そしてばらまきの政治をするのではなくて、真剣に東京の将来を考えていく。そのようなことを皆さんお一人お一人と向き合ってやっていきたいと思います。昨日は新橋で演説をしていたら、下の方でライブハウスを全くできないじゃないかと、どうしてくれるんだと言う、まぁ多少酔っ払っていたと思いますけれども、本当に厳しい言葉をいただきました。私はすぐさま選挙カーを降りて、そして10分くらいその方々から意見をお聞きしました。ライブハウスで仕事をしていらっしゃる、商売をしていらっしゃる方々、今本当に大変だと思います。この小池都政のステップが細かく分かれていて、なかなか経済が再開できない。このことによって、1日1日泣きながらお店を閉めていかなければいけない人たちが増えていると、いう風に実感をしています。その話を直接聞いて、そしてじゃあどういう対策を都知事として、していくのか。ライブハウスを安心して開けるようにする対策はどうしていくのか。具体的に工夫をしながら、最新のテクノロジーも用いながらやっていきます。
このように、一つ一つ丁寧に考えていく。コロナにどういうふうに勝っていくのかということを、実際に皆さんと一緒に、一生懸命深く考えて、そしてそこにお金を大胆につぎ込んでいく。そのことをやっていきたいと思います。バラマキをするだけでは延命をするだけです。それでも第2波、第3波が来てしまえば、また同じことの繰り返しです。今まで人類は、感染症対策との戦いをしてきました。いろんなものがありましたけれども、それに打ち勝ってきました。今回、東京もコロナウイルスとの戦いです。もちろん私は小池さんとの闘いではありますが、コロナに勝てる都知事、そしてその後の東京を発展させる都知事というのは誰なのかということを、私の口から直接多くの都民の皆さんに訴えていきたいと考えています。小池さんは仰いました。記者会見で、昨日ありましたが、私はコロナ対策のために、できるだけ都庁に閉じこもって、それに与えたいと。でも今必要なのは自分がこれからの東京をどうしていきたいのかということ、ビジョンを持って直接語ることではないでしょうか。もう東京アラートは解除されているんです。街は安全になっていることを、都知事自らが示さなければいけないんだと思います。私はその姿勢で皆さんに、一人でも多くの皆さんに私が掲げるビジョン、そして皆さんの思いをしっかりと直接聞き取って、そして東京都政を行なっていきたいと考えています。
即戦力として、都知事として働けるのは、8年間熊本県の副知事として現場でやってきた私だけだと確信をしています。ぜひ皆さんのために一日も早く、都知事として頑張って、そしてこの経済をしっかりと回していく。新しい東京をつくっていくために頑張っていきたいと思います。新宿のみなさん、私も海城高校にいました。ここが本当に庭みたいなものです。この新宿が元気になるように、精いっぱい頑張っていきたいと思います。どうぞ最後まで、ご支援をよろしくお願いします。
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