西村大臣:えー、先般公表されました4月の家計調査、でですね、えー、、消費支出が前年比で最大の下げ幅約11.1%ということ、また4月の景気動向指数も、過去最大の低下を記録したと、いうことで、えー、厳しい状況に、あるわけですけれども、一方、今回の5月の景気ウォッチャーの結果を見るとですね、経済活動が徐々に再開する中で、えー、まさに、現場の、方々の景況感がですね、もっとも厳しい状況を脱し、今後に対する期待感も、急速に上向き始めているそういう状況であると、受け止めています。4月から5月にかけて、全国で緊急事態宣言が発出をされていました。
経済活動、がですね、えー、を、抑制する形で、縮小が余儀なくされた、わけでありますけれども、これは、ま、いわば国民の皆様が、協力をしていただいたということ、の結果でもあります。え、改めて感謝申し上げたいと、いう風に思いますし、足もとでは、その緊急事態宣言は解除されてですね、え、徐々にではありますけれども、段階的、経済活動が引き上げられている。そうした中で、え、前向きな見方が広まっているものと、いう風に思います。えー、他方ですね、今回の調査で、雇用関係の指標を見ると、改善が弱くですね、景気ウオッチャーのコメントにも、求人の減少とか、派遣労働者の契約終了とか、新卒採用の鈍さ等に関する、指摘が、引き続き見られているところであります。え、雇用情勢については、あの、厳しい見方もありますけれども、え、現状はですね、企業は必死に雇用を守り、踏みとどまっている状況だと、いう風に受け止めています。
えー、既にお話しした通り、4月の失業者が6万人増ということで、えー、増えてはいますけれども、他方、休業者がですね、450万人増加をして650万人に、上っていると。これは休業の形でありますので、えー、企業が、あー、失業という形、解雇、雇い止めという形ではなく、え、休業という形で、雇用を守り、踏みとどまっている状況であると、いう風に認識をしております。こうした皆さんの努力にですね、えー、こちらも、また感謝を申し上げたいと、いう風に思いますし、政府としてはですね、え、雇用調整助成金の大幅拡充、そして迅速な支給、をはじめ、えー、第2次補正予算案を提出を致しましたので、その早期成立、そして実行、これに全力を挙げていきたいと、いう風に思います。え、この、雇用についてはですね、加藤大臣とも相談をしていますけれども、これまで申し上げている通り、雇い止めなり失業した方にはですね、えー、マッチングを、しっかりやっていきたいと。
物流関係であったり、え、スーパーであったり、あるいは、えー、様々なIT関係の、技術の関係だったりですね、え、求人を増やしている。え、これ、あの、新卒も、それから、あー、いわゆる、中途採用ですね、キャリア採用、など含めて、えー、必要としている分野もありますので、えー、そうした業種を超えたマッチングと、それから来年の新卒の雇用の問題、えー、就職氷河期を産まないと、いう決意のもとでですね、新卒の皆さんの雇用の問題、こう言ったことについて、事業所管の省庁とも連携しながらですね、えー、経済界や自治体にも、積極的に働きかけを行ってきたいと、いうふうに考えているところであります。えー、そうした、取り組みを強化していきたいと考えておりますので、また進捗があれば、ご報告をしたいと、いう風に思います。えー、さらには、あの、今日も、国会でも議論になっておりますけれども、持続化給付金の増額拡充、あるいは家賃支援の給付金、え、こういった事業支援、それから総額140兆円規模の強力な資金繰り支援を含むですね、えー、2次補正予算の早期成立、そして、実行していくことで、事業、雇用、生活を守り抜いていきたい、というふうに考えております。え、私からは以上です。
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