5月21日 18時10分頃 安倍首相 緊急事態宣言の関西圏解除表明 文字起こし

安倍首相:先般、定めました、基準に基づきまして、感染状況、そして、医療提供体制などについて、専門家の皆様に、ご評価を頂いた結果、関西の、大阪府、京都府、そして兵庫県について、緊急事態を、宣言を、解除することといたしました。緊急事態にあって、最前線で、全力を尽くしてくださった、医療従事者の皆様に改めて、敬意を表し、そして、外出自粛をするなど、大変なご協力をいただいた全ての皆様に、心から、感謝申し上げたいと思います。

商売をやっておられる皆様は、売り上げが、激減するなど、大変厳しい、状況の下で、歯を食いしばって、頑張っておられます。最大200万円の、持続化給付金も、何よりも、スピードを重視し、入金開始から、10日あまりで、40万件を超える、中小規模、小規模事業者の皆様、に対して、え、5000億円お届けをしておりますが、今後も、事業の継続、雇用を、守り抜いていくために、暮らしを守り抜いていくために、全力を尽くして、まいります。

え、感染地域の皆様も、感染の、拡大を、防止をしながら、同時に、社会経済活動を、本格的に再開していく、という、新たな日常へ、次なる、ステージが、始まります。すでに、100近い業態において、感染防止のための、ガイドラインが、策定されていますが、こうしたガイドラインを参考に、そして十分に、警戒をしながら、大阪は、商人の街でもありますから、コロナ時代の、新たな、商売の、在り方のモデルを、示していただくことを、期待しています。

そして、え、抗原検査などによる、検査体制の、拡充。そして、医療の、提供体制、の強化、などですね、次なる、流行の、波に、対する、備えについても、知事や、自治体の皆様と、連携をしながら、万全を期していきたい、思います。そして、関東の1都3県、と、北海道については、緊急事態が、続くことと、なりますが、新規の感染者は、確実に、減少しており、また、医療の、逼迫状況も、改善傾向に、あります。

そのため、週明け早々、25日にも、専門家の皆様に、状況を、評価をしていただき、今の、状況が継続されれば、解除も、可能となるのではないかと、考えております。ですから、その地域の皆様には、大変な、ご負担を、おかけして、おりますが、外出の自粛など、ご協力を、継続していただけますように、お願いを申し上げたいと、思います。

記者:黒川検事長が辞表を提出しましたが、その受け止めお願いいたします。

安倍首相:はい、先ほど、えー、森法務大臣より、報告を、受けました。黒川検事長から、事実関係を、確認したので、厳正に、処分を行った。その上で、辞表が、辞意が表明されたので、それを、え、辞意を受けた、了解したと、いう報告が、ございました。私としては、この、法務省としての、対応を、了承したところで、あります。

記者:定年延長について、現時点で適切だったとお考えですか。

安倍首相:あのー、定年延長についてですね、えー、これは、法務省から、請議が出されたところ、でありますが、厳正なプロセスを経て、請議がなされた、このように思っております。

記者:ご自身の責任はあるのでしょうか。

安倍首相:えー、ま、法務省、そして、検察庁において、えー、この、人事についてですね、えー、請議がなされたわけですが、最終的には、内閣として決定をいたしますので、総理大臣として、当然責任があると、こう考えております。ご批判は、真摯に、受け止めたい、と思っています。

記者:今回、法案を取り下げる考えはないでしょうか。

安倍首相:公務員の、制度改革にあたっては、あの、公務員全体の定年延長を含む、制度改革にあたってはですね、国民の、皆様、の、意見に、耳を傾けることが、不可欠であります。国民の皆様の、理解なくして、前に進めることは、できないだろうと、思います。ま、その中で、えー、参議院の世耕幹事長もですね、えー、ご自身の、お考えを述べられた、わけで、ありまして、今、えー、社会的な状況、もですね、大変厳しい状況に、あるわけでございます。え、この法案を、作った時と状況が違うのではないかと、いう、そういう、えー、考え方も述べておられ、えー、党にもそういう意見があるということを、承知をして、おります。ま、そうしたことも、含めてですね、しっかりと、検討していく必要があるんだろうと、こう思っています。

以上 文字起こし㈱InStyle
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