森大臣:黒川東京高検、検事長について、法務省の方で、調査を致しましたので、え、その結果を、総理に、報告をいたしました。その結果、黒川検事長は、東京高等検察庁の検事長という立場にありながら、緊急事態宣言下の、令和2年5月1日と同月13日の2回にわたり、報道機関関係者3名と、マンションの一室で会合し、金銭をかけて麻雀を行っていたことがわかりました。この行為は、誠に不適切と、いう他なく、極めて遺憾です。これらの事実関係が認められたことから、黒川検事長に対し、監督上の処分として、訓告としました。また、先ほど黒川検事長から、辞職願、辞表が提出されましたので、明日、5月22日金曜日の閣議で、辞職の承認をいただく予定です。私からは以上です。
記者:大臣からの報告に対し、総理からはどのような意見がありましたでしょうか。
森大臣:了解したというお言葉がございました。
記者:訓告処分と、辞職願の提出いうことについて、大臣の受け止めをお願いします。
森大臣:法務省で調査を行った、結果の、処分でございます。
記者:野党が任命責任についても言っていますが、そのあたりはいかがでしょうか。
森大臣:そうですね。黒川検事長の勤務延長の、閣議請議をしたのは、私でございますので、責任を痛感しております。
記者:後任の人事については何かありましたか。
森大臣:速やかに、決める予定です。
記者:稲田検事総長の進退について、総理との間で話題になったでしょうか。
森大臣:いいえ、なりませんでした。あのー、私の言うことではないと思うんですが。
記者:現時点で、定年延長については適切だったとお考えですか。
森大臣:え、定年延長については、適切なプロセスで行ったと、認識しております。
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