小池都知事:えー、それでは、はじめさせていただきます。え、今年も、いわゆる大型連休が近づいてまいりました。残念ながら今年は、ゴールデンというわけには参りません。お家にいてください。STAY HOME週間とせねばなりません。そこで、大型連休におけます、新型コロナウイルス感染症対策について、東京都としての、会見をさせていただきます。4月7日に緊急事態宣言が出されました。そして、多くの都民の皆さん、事業者の皆さんには、外出を自粛していただいたり、施設の休業など、これにご協力いただいたりということで、それぞれ実践をして頂いてるところであり、この間のご協力に対しましては、感謝申し上げたいと存じます。
しかし、しかしです。都内では、未だに感染者数が、毎日100名以上の、高水準のままであります。え、そうした中でこの大型連休に、人の流れが激しくなって、人と人の接触がまた増えてしまう、より一層の感染拡大が進むことが、懸念をされているわけであります。ちなみに、本日の感染者数でありますが、合計しまして134名、えー、亡くなった方がそのうち6名でございまして、そのうち、あの、女優の岡江久美子さんも、含まれているという、とても残念な、あ、知らせでございます。
さて、そこで、この大型連休、これを前にしまして、今年は違う取り組みを、しなければならない。4月25日から、5月6日まで、この12日間、命を守る、STAY HOME週間といたします。STAY HOME、お家にいましょう。 STAY in TOKYO、東京にいましょう。そして、SAVE LIVES。命を救いましょう。このように、銘打ちまして、企業の、皆さんの休業、そして都民の外出の抑制、一層進めるため、その取り組みを展開をして参りたいと考えています。
命を守るSTAY HOME週間。え、まず第1に、在宅を進めるため、お家にいただく頂くために、都民、そして企業への呼びかけを強化します。第2に、在宅を楽しんでいただくための、外出を抑制する、そのための仕掛けをつくります。第3に、首都圏で連携、協力した、広報を、キャンペーンを展開をいたしてまいります。で、これら3つの取り組みをパッケージにして展開いたします。で、とにかく家にいてください。そして、人と人との接触機会、減らしていただきたい。この2週間は、ほーんとに大事な2週間になります。まず、STAY HOME週間、ポータルサイト、これを、東京都の公式ホームページがございますが、えー、24日15時から、STAY HOME週間のスペシャルな、そのサイトを開設をいたします。で、様々なコンテンツをそこに掲載をしまして、在宅での過ごし方を提案してまいります。また、共通ロゴマークを作りまして、出てますか、え、テレビCMやWeb、SNSなど、効果的な媒体を活用して、統一的な広報を進めて、訴求力を高めてまいります。
で、そのポータルサイトですが、例えば、あの、この間にですね、あの、家の中、断捨離しようという方もいらっしゃるかと思いますので、例えば、片づけコンサルタントのこんまりさんこと、近藤麻理恵さんからもご協力をいただいて、え、片付けの極意など、教えていただく、そんな動画をアップいたします。え、それから今後もですね、この取り組みにはご協力いただける方々から、様々な方から動画やコンテンツなどをお寄せいただいて、随時このホームページ、ご確認いただきたいと存じます。
で、都民の皆様にはこれまでご協力いただいた外出自粛ですね、それに加えて、大型連休における、不要不急の帰省、旅行など、他の道府県などへの自粛を、さらに強く、強く、お願いを申し上げます。例えば、神奈川県知事が、湘南の海への来訪、控えるようにと、仰っておられます。都民の皆様も、湘南はじめとする観光地、特に、都外の観光地には行かないように、改めてお願いを申し上げます。え、鉄道、高速バスなどの交通機関を通じて、ポスターなども、使いまして、呼びかけを行ってまいります、え、事業者の皆様方には、12日間の連続休暇、さらなる出勤抑制、テレワークの推進について、呼びかけを行って参ります。また、働く人の、お住まいの近くで、テレワークの場を提供する、そういう宿泊施設と、その利用を希望する都内の事業者をマッチングいたしまして、都心などへの、えー、職場への移動を減らすための取り組みを開始してまいります。
都立公園ですけれども、こちらでも3密を避けるということで、利用自粛の呼びかけをいたしまして、具体的には、駐車場、遊具広場、自然公園の、キャンプ場などの施設を、閉鎖させていただきます。え、それから高尾山のケーブルカー、これは事業者のご協力を得まして、4月25日から5月6日まで、えー、あの、あの、ケーブルカー、運休していただくこととなりました。それから、奥多摩周遊道路でありますが、地元の町村からの要望もございまして、えー、駐車場、閉鎖をいたします。
で、スーパーでの3密ですね。これを解消するための取り組みでありますけれども、もうご承知のように、諸外国でも様々な工夫が行われています。そこで都民の皆様方には、毎日のお買い物をですね、ぜひ3日に1回ぐらいに控えていただきたい。変えていただきたいということであります。で、食料品など、十分な供給はされてることはご存知のとおりでありますので、えー、だからといって、急にまた、買い出しに、こう、ダッシュしていく、買い占めるなどということは、あ、ぜひお避け頂きたいと存じます。
え、それから次に大規模な商店街の加盟店舗が、一体となって取り組んでいただくような、自主休業や、3密を回避するための独自の取り組みも支援をしてまいります。まず、STAY HOME週間に、商店街の加盟店が一体で取り組んでいただく自主休業に対して、奨励金を交付したいと考えております。また、3密回避に向けた商店街の取り組みを支援をしてまいります。例えば、過密防止の横断幕であるとか、チラシの作成、商店街への、来る方に、街に来る方に対しての注意喚起の呼びかけ、などに取り組まれた商店街には、補助金を支出することによって、地元の商店街への、この、集まりというのを、3密を避けるようにしていきたいと考えております。また、あの、お店の混雑緩和策ですけれども、様々な事例がございます。え、業界団体と連携をいたしまして、取り組みを進めてまいります。
え、次に、外出抑制の仕掛けづくり、でありますけれども、在宅を楽しむための様々なコンテンツを用意をいたしております。これは東京公式動画チャンネルで、東京動画がありますけれども、ここにSTAY HOME週間、特設コーナーを設置をするということで、おうち時間を楽しむための、おすすめ動画を紹介をするというもの。それから、東京動画と、動画メディアの、このCチャンネル、というものがございますけども、そこで、一緒に乗り越えよう、今年のゴールデンウィークはSTAY HOME週間と銘打ちまして、え、若者向けの動画コンテンツを、提供をいたします。え、コロナ対策としてやらなければならないこと、え、を、覚えやすくする。そのために、このSTAY HOME週間を使いまして、コロナ対策いろはかるたを是非とも、皆さんとともに考えていただきたいと、存じます。で、都民の皆さんのアイデアを、募集をいたします。詳しくはSTAYHOME週間ポータルサイトの方をご覧いただきたいと思います。え、4月24日の15時から、締め切り4月26日、あす、えー、これ水曜日じゃないですね、え、日曜日ですね、の17時まで受け付けますので、色々考えてみてください。え、お待ちしております。
それから、都民の皆さんが、お家でリフレッシュできるように、軽く体を動かすコンテンツも、用意をいたします。で、テレワークの合間の、軽いエクササイズであるとか、障害の有無や年齢に関わらず、お家でできる運動を楽しんでいただくということで、アスリートからのメッセージも配信をする予定であります。それから、家で子育てを楽しむためのコンテンツでありますが、東京子育てスイッチというコンテンツがもともとあります。このサイトを充実させるということ。そして、家族が楽しく過ごすための情報、え、子育て情報などを、そこでご紹介をいたします。え、それから学校が休みになっております。え、そこで、家で過ごす子どもたちの、学びを支援するというもので、学びの支援サイト、それからテレビ番組で、東京おはようスクールを放送しておりまして、家庭学習の習慣づけを支援しております。ぜひご活用いただきたい。
さて最後に、この、命を守るSTAY HOME週間でありますが、これは、首都圏で、連携した広報を行ってまいります。1都3県、共同キャンペーンを、実施をするということで、え、都内の区市町村にも呼びかけて、都民に周知をはかってまいります。え、神奈川の、黒岩知事からも先程の湘南に来ないでというメッセージ、それからまた、あの、埼玉県の大野知事からも先ほど電話をいただきました。これも中だるみしないように、一緒にやっていこうというお話を頂いております。この命を守るSTAY HOME週間。STAY HOME、STAY in TOKYO、SAVE LIVES。お家にいましょう、東京にいましょう、命を守りましょう。その取り組みで、外出自粛、そして企業の休業など、より一層推進をしまして、都民や事業者の皆様とともに、この国難を、乗り越えていきたい。引き続きのご協力をお願い、申し上げます。
ま、ゴールデンウィークというぐらいですから、本来ならば、楽しいはずでございます。しかしながら、今年は、これからの楽しみを、存分に味わうために、今、ここで、皆さんとともに、接触を避けて、そして2週間後に、いい数字が出るように、今日1日1日、そしてこの連休中の、この、皆さんの行動、それが総計となって、感染症に打ち勝てる、そのために、共通の目標を持って、共にご協力、頑張っていきたいと思っております。どうぞ都民の皆様方の、力強いご協力をいただきまして、難敵であります、コロナウイルスに打ち勝ってまいろうではありませんか。よろしくお願いいたします。
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