安倍首相:本日は、専門家会議において、この2週間の行動変容を踏まえた、現状分析と、ご提言をいただきました。まず現状については、人の流れについてのデータを踏まえると、例えば、都市部では、感染拡大前に比べて、平日で概ね6割以上。で、休日では、概ね7割以上という減少率が、であり、接触機会の8割削減を、目指す、テレワーク等の徹底を通じた、より一層の国民の皆様の努力が、必要な状況とのことです。あわせて、この度発表された、人との接触を8割減らす、10のポイントには、日常生活に着目した様々な工夫が、詰まっています。え、国民の皆様におかれましては、是非、いま一度行動を見直していただき、8割接触削減にご協力をお願いします。
また、これからゴールデンウィークを迎えるにあたっても、え、注意喚起を頂きます。これまでの状況を見ると、3月の中旬から連休にかけて、警戒が一部緩み、都道府県をまたいだ帰省や、旅行により、人の流れが生じ、都市部から地方へと感染が拡大したと、考えられる事例も、発生しています。接触の機会を、厳に慎むよう、お願いします。で、そのため、今年のゴールデンウィークにおいては、例えば、実際に帰省するのではなく、え、ビデオ通話を使用した、オンライン帰省を行っていただくなど、外出自粛へのご協力を是非、お願いしたいと思います。
また、感染症の影響が長引き、すべての国民の皆様が、厳しい状況に置かれています。長期戦も予想される中で、国民の皆様とともに、この難局を乗り越えていくため、全国すべての皆様を対象に一律に、一人あたり10万円の給付を行うことといたしました。1日も早く、現金を国民の皆様のお手元にお届けすることが重要です。総務大臣におかれては、速やかな執行に向けて、実施にあたる自治体や関係機関の方だと協力して全力で取り組んでください。この緊急事態を、おー、できるだけ早期に、終息に向かわせるためには、今が非常に、重要な時期と、なります。本日頂いた提言も踏まえ、何としても8割の接触機会の軽減を、実現するべく、政府としても、感染拡大防止に向けた取り組みを徹底して参りたいと思います。各位にあっては引き続き、対策に総力を尽くすとともに、緊急事態、緊急経済対策の迅速な実施、そのための補正予算の早期成立に向けて、え、全力を挙げて頂きますようにお願いします。
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